TELEHOUSEがタイ・バンコクにデータセンターを開設
KDDI傘下のTELEHOUSEは、このほどバンコクのRama 9に位置する新データセンターのオープニングセレモニーを開催しました。この施設は同社としてタイ初のデータセンターとなります。
2022年1月に初公表されたこの施設は、9,000平方メートル(97,000平方フィート)で、9.5MVAの容量を提供します。 同社は、このプロジェクトに7400万ドルを投資したと述べています。
TELEHOUSE Thailandの代表取締役社長 宮下 健一氏は、次のように述べています。「バンコクでの正式オープンを発表し、祝うことができ、大変嬉しく思います。都市の中心部に位置するTELEHOUSE Thailandは、東南アジアにおけるコネクティビティのハブとして、安全かつ信頼性の高いデータセンターサービスを提供していきます。 私たちは、データセンターの標準を向上させ、この国や地域のデジタル社会に貢献する準備が出来ています」
1988年に設立され、日本の通信事業者KDDIが所有するTELEHOUSEは、米国、英国、フランス、ドイツ、中国、シンガポール、ベトナム、日本など、世界15都市で事業を展開しています。
現在、SuperNap Thailand、Bridge DC、Etix Everywhere、STT GDC、NTTなどがバンコクやその近郊での施設の運営を行っており、また、Singtelなどの企業も新規プロジェクトの開発を進めています。
また、Alibaba、Tencent、AWSなどのクラウドプロバイダーもバンコクに拠点を構えたり、あるいは現在開発を進めていたりしています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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