T4グループがニュージーランド・インバーカーギルにデータセンター用地を取得

計画は2022年に発表

T4グループが、ニュージーランド南島のインバーカーギルにデータセンター用地を取得しました。

この土地の正確な位置や取引価格、土地の仕様などはまだ明らかにされていませんが、同社はニュージーランド初のTier IVデータセンターになると述べています。 計画が最初に発表されたのは、2022年3月でした。

T4グループのDean Addie最高経営責任者（CEO）によると、同社は今後数週間で詳細なエンジニアリングを開始し、2025年3月までに第一段階を完了する予定だとのことです。

「未来へと前進していることを嬉しく思います。我々のほとんどはインバーカーギル出身のため故郷にデータセンターを建設することを光栄に思いますし、地域社会にとっても本当に喜ばしいことです。」

同社は、データセンターの電源に 再生可能エネルギーを使用するため、太陽エネルギーを導入予定です。また、建設中は複数の雇用が創出されることを見込んでいます。

T4グループは2021年設立の新しい会社です。北島のファンガレイとオークランドにデータセンターを有するほか、先月、Kyndrylからオークランドのデータセンターを買収しました。

インバーカーギルにはSpark Digitalのデータセンターもあり、Datagridが計画している100MWの施設も近々入る予定です。Intelia New Zealandも最近、メルボルンからインバーカーギルまでの海底ケーブル建設計画を発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。