H5 Data Centersがフェニックスデータセンターを3万平方フィートに拡張

米国アリゾナ州の第3期拡張工事を発表

米国のデータセンター会社H5 Data Centersは、アリゾナ州フェニックスのデータセンターで3度目の拡張をすると発表しました。

アリゾナ州チャンドラーの2600 W. Germann Roadにある180,000平方フィート(16,723平方メートル)のキャンパスに30,000平方フィート(2787平方メートル)を増設する予定です。同社の発表によると、この拡張はアリゾナ州における需要の高まりによって必要となったものだと述べています。

この拡張フェーズ3により、26MWのデータセンターに6MWのIT容量が追加投入され、H5ではさらに530台のキャビネットをサポートすることが可能になります。

H5 Data CentersのCEOであるJosh Simmsは、「H5 Data Centersは、急成長している企業やクラウドサービスの顧客ベースのニーズに合わせたデータセンター設計を構築しています。アリゾナ州の魅力的な電力コストとデータセンターの売上税・使用税優遇制度により、フェニックスのコロケーションスペースとサービスに対する企業の需要は引き続き旺盛です」と述べています。

現在、フェニックスのデータセンターは40社の顧客を受け入れており、ラックあたり20ワットの密度を提供できるようになっています。

H5 Data Centersは、米国内の22カ所の施設で300万平方フィート以上のデータセンターを運用しています。今年の初め、同社はバージニア州アッシュバーンのデータセンターに着工し、25万5,000平方フィート(2万3,690平方メートル)の施設全体で42MWの容量を提供することを約束しました。

アリゾナ州では複数の企業がデータセンターを運営または開発しています。今年だけでQTSが施設に着工し、PrimeとVantage が土地を購入し、EdgeCoreは以前Metaが所有していたメサにある土地で第2の施設の建設に着手しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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