DigitalBridgeが日本のJTOWERを買収、非公開化を計画

DigitalBridgeが75.62%の株式を取得

DigitalBridgeが日本の通信インフラ会社、JTOWERの買収を完了しました。

この買収は8月に発表され、DigitalBridgeはJTOWERの75.62%の株式を701億円(4億6600万ドル)で取得しました。

買収の一環として、DigitalBridgeはJTOWERを非公開化する予定のようです。

2012年に設立されたJTOWERは、日本全国に約6,700の通信タワーを持ち、日本のネットワークキャリアにインフラシェアリングを提供しています。

DigitalBridgeのシニアマネージングディレクター兼アジア地域責任者であるJustin Changは、次のように述べました。「JTOWERは日本のデジタルインフラセクターのリーディングプレイヤーであり、今回の戦略的投資により、JTOWERへの投資をより強固なものとすることができることを非常に嬉しく思っています。当社は、JTOWERが長期的に可能性を持っており、次世代デジタルネットワークを推進する上で重要な役割を担っていく存在であると確信しています。」

「私たちは、 成長を加速させ、プレゼンスを拡大するため、JTOWERのチームと協力することを楽しみにしています。日本全土で接続性を向上させるとともに、顧客の戦略上および運用上のニーズに引き続き応えていきたいと考えています。」

この買収が最初に発表された8月、JTOWERは、この買収によりネットワークインフラの展開を全社的に拡大できるとコメントしていました。

この取引の一環として、JTOWERは既存の資本パートナーであるNTT、NTTドコモ、KDDIとの業務提携を維持します。

NTTドコモは昨年、170億円(1億1560万ドル)でドコモのタワー1,552基の所有権をJTOWERに譲渡し、その後ドコモがJTOWERからタワーを借り受ける基本取引契約を締結しました。その1年前、JTOWERはドコモから6,002基のタワーを取得しました。

DigitalBridgeは、セルタワー、データセンター、ファイバーセル、スモールセル、エッジインフラなど、複数のインフラ資産に投資しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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