atNorthがスウェーデンに30ヘクタールのデータセンター用地購入
仕様とスケジュールは未発表
北欧のコロケーションプロバイダーatNorthは、スウェーデンのLångseleにデータセンター建設候補地として30ヘクタールの土地を購入しました。
ソレフテオ自治体のHamre Industriparkに位置するこの土地には、同社初の「メガサイト」が建設される予定です。
開発候補地の仕様は、まだ公表されていません。
ソレフテオ市執行委員会のJohan Andersson委員長は、次のように述べました。「これは、ソレフテオ市とハムレ地域にとって素晴らしい機会です。データセンターソリューションと、持続可能な技術で業界をリードするatNorthと協力できることを嬉しく思います。このプロジェクトは、革新的な開発の拠点として当地域を強化する一助となるでしょう。」
2022年2月、同社は50MWの大規模データセンターキャンパスの計画を発表しましたが、場所は決まっていませんでした。これが、同じ計画かどうかは不明です。
atNorthは2022年、ストックホルムにスウェーデン初の拠点SWE01を開設しました。この施設は、6,400平方メートル(68,900平方フィート)の広さで、11MW以上の容量があります。
同社は最近、アイスランドのICE02とICE03のサイトを拡張し、今年初めにデンマークのVardeにDEN02施設の計画を発表しました。同社は、デンマークのBallerup近郊に建設中の別のサイトを持っており、30MWの容量が見込まれています。DEN01は、2025年第2四半期に運転を開始する予定です。
同社はまた、フィンランドに稼働中および建設中の4つのサイトを保有しています。
同社は、2012年に3つの部門から成るアドバニアとして設立されました。 アイスランドの公共部門IT専門企業Skyrr、Nokiaのスピンオフ企業DatapointをルーツとするスウェーデンのKerfi、そしてノルウェーのHandsです。スイスの投資マネージャーPartners Groupは、2021年12月に同社を買収し、2023年には、HPCプロバイダーのGomputeを買収しました。
スウェーデンのデータセンターは、歴史的にストックホルムに集中しており、Digital Realty、Conapto、Stack、Equinix、Orange、Verizon、Telia、GlobalConnectがストックホルムに進出しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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