PerplexityがCoreWeaveとクラウド容量契約を締結

ElevenLabsはGoogle Cloudを採用

AIを活用した検索エンジンのPerplexityは、ネオクラウドであるCoreWeaveとクラウド容量の契約を締結しました。

この契約により、PerplexityはAI推論ワークロードをCoreWeaveのクラウドプラットフォーム上で実行し、両社は新しいサービスの共同運用を試験できるようになります。

なお契約金額は、明らかにされていません。

Perplexityは、推論ワークロード向けに専用のNvidia GB200 NVL72クラスターを使用し、CoreWeaveは、Perplexityプラットフォームの増大する要件に対応します。

CoreWeaveのシニアバイスプレジデントであるMax Hjelmは、次のように述べました。「Perplexityが推論ワークロードをCoreWeaveのAIクラウド上で拡大していく中で、パートナーになれたことを誇りに思います。本番環境で動作するAIアプリケーションには、単にインフラへアクセスするだけではなく、クラス最高の性能と信頼性、そして計算処理を簡素化するAI専用にエンドツーエンドで設計されたクラウドプラットフォームが必要です。」

Perplexityの最高事業責任者(CBO)であるDmitry Shevelenkoも、次のように語りました。「私たちは、CoreWeaveの技術的能力とパートナーを第一に考える姿勢の組み合わせに感銘を受けました。これにより、AIネイティブ企業は成長とスケーリングの目標を加速できます。CoreWeaveは、私たちがインフラとモデルを最適化し、あらゆる業界のPerplexityユーザーに市場で最も強力なAIツールとエージェントを提供するための重要なパートナーです。」

現時点で、Perplexityは展開の初期段階として、いくつかの推論ワークロードをCoreWeave Kubernetesサービス (CKS) 上で実行し始めています。

今年初め、Perplexityはマイクロソフトと3年間で7億5,000万ドル規模のクラウド契約を締結しました。

Perplexityは2022年に、Aravind Srinivas、Denis Yarats、Johnny Ho、Andy Konwinskiによって設立され、2025年9月の2億ドルの資金調達後、企業評価額は200億ドルとなりました。NVIDIAは、同社の投資家です。

Google Cloud、AI音声ツールスタートアップElevenLabsと契約拡大

一方、AIスタートアップのElevenLabsはGoogle Cloudとの契約を拡大しました。

この契約により、ElevenLabsはNvidia RTX Pro 6000 Blackwell GPUを搭載した、Google CloudのG4仮想マシン(VM)を使用して、音声モデルのトレーニングおよび提供を行います。

両社はこれまでにも協業していましたが、新しい契約は複数年にわたる拡大であり、ElevenLabsにはBlackwell GPUの「大幅に大きなクラスター」へのアクセスも得られることになります。

ElevenLabsの共同創業者であるMati Staniszewskiは、次のように述べました。「Google Cloudは、創業当初から素晴らしいパートナーでした。今回、Nvidia Blackwellを搭載したG4 VMにより、マルチモーダルモデルをさらに進化させ、推論の高速化、信頼性の向上、そして複数言語で即時応答が可能になります。目標は変わりません。エンタープライズ規模で妥協なく動作する音声エージェントを開発することです。これからも共に開発を続け、顧客がこの技術をどう展開していくか、楽しみにしています。」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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