Equinixがムンバイに新たな土地を取得し、インドにおけるプレゼンスを拡大

世界的なデータセンター大手のEquinixは最近、ムンバイでさらに土地を取得し、大都市での拡張計画を示唆しました。ムンバイはインドのデータセンター市場の約半分を占め、大きなシェアを占めています。Equinixが最近取得した土地は、東部と西部の郊外に接続可能な一等地、Chandivalliにあります。

地元メディアの報道によると、この土地の面積は5,597平方メートル(1.38エーカー)で、EquinixはOverseas Packing Industries Pvt Ltd.とWarden Hyforce Pvt Ltd.から1億5,500万ルピー(~1,800万米ドル)で取得したようです。同誌は、CRE Matrixがアクセスした不動産登記書類を引用しています。この取引は2024年11月21日に登記されたようです。

W.MediaがEquinixに詳細を問い合わせたところ、同社の広報担当者は今回の土地取得について、電子メールで次のように説明しました。「現在、EquinixはムンバイでMB1、MB2、MB4という3つのInternational Business Exchange(IBX)データセンターを運営しています。 最近取得した土地は、既存のデータセンターの1つであるMB2の場所です。」

2022年6月、Equinixは同じ近辺にもう1つの施設MB3を建設すると発表しました。同社は、以下のようにコメントしています。「8,600万米ドルの初期投資で、MB3は初期容量1,375キャビネット以上、完全構築時には4,150キャビネット以上を提供します。成長するインドのデジタル経済をサポートするため、この市場への投資を継続します」。MB3はMB2に隣接し、MB1からわずか1.5kmに位置します。

Equinixは、チェンナイでの事業拡大も計画しており、インドで大きな計画を持っています。同社は「第1フェーズには6,500万米ドルを投資し、850キャビネットを提供する予定です」と述べました。

W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載

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