Metaがアラバマ州モンゴメリーに、8億ドルのデータセンター建設へ
2026年稼動予定
Metaは今週、アラバマ州モンゴメリー郡に8億ドルのデータセンターを建設する計画を発表しました。
州間高速道路65号線沿いに建設されるこの施設は、AIに最適化され、715,000平方フィート(66,400平方メートル)に及びます。その他の詳細は、まだ明らかにされていません。
稼働は2026年末を予定しており、建設に先立って既に現場での作業が始まっています。
同社のデータセンター・コミュニティおよび経済開発担当責任者であるBrad Davisは、次のように述べています。「モンゴメリー郡は、インフラと再生可能エネルギーへのアクセスに優れ、優秀な人材が集まっています。そして最も重要なことは、素晴らしいコミュニティパートナーに恵まれていることです。」
また、モンゴメリー郡のSteven L. Reed市長は、「Metaがモンゴメリー郡に最先端のデータセンターを進出させたことは、この地域がいかに知識集約型経済に多様化しているかを示すものであり、モンゴメリー郡と経済開発チームの競争力を浮き彫りにするものです」と語っています。
このデータセンターは、Metaが米国で建設する20番目の施設となり、地域に100人の雇用をもたらすと期待されています。
施設はHyundaiの自動車組立工場の向かいに位置し、190マイル北のハンツビルにある、Metaの他のアラバマ州データセンターキャンパスに加わることになります。
先月Metaは、テネシー州ギャラティンにあるキャンパスに、新しいデータセンター建設を申請しました。
同社は現在、米国内のバージニア州、ユタ州、テキサス州、テネシー州、オハイオ州、オレゴン州、ニューメキシコ州、ノースカロライナ州、ネブラスカ州、ミズーリ州、ミネソタ州、アイオワ州、イリノイ州、インディアナ州、アイダホ州、ジョージア州、アリゾナ州、アラバマ州に19のデータセンターを稼働中および建設中です。
米国外では、アイルランド、スウェーデン、シンガポール、デンマークに、データセンターがあります。
同社は先月、AIをサポートするサーバーとデータセンターに、さらに数十億ドルを投じる計画も発表しています。
DataCenterMapによると、アラバマ州には11のデータセンターがあり、Lumen、Google、DC Bloxなどが運営を行っています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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