ベトナムのCMC Telecomが今月中にホーチミン市のデータセンター開設へ

ベトナムの通信事業者CMC Telecomは、今月末にホーチミン市に新しいデータセンターを開設する予定です。

タントゥアンの製造エリアにあるCMC TechnologyグループのCMC Creative Spaceコンプレックスに位置する新しいTÂN THU_1EACN データセンターは、1万平方メートルのデータセンタースペースと1200ラック分のキャパシティを提供する予定です。この新施設はUptimeによるDesign certified Tier IIIを取得しています。

総面積13,133㎡のこの複合施設は2019年12月に着工し、B Barcelona Singaporeが設計を担当しました。3月から若干延期され2022年4月にオープンする予定です。

「設計段階からUptime Tier IIIの基準に従ってDCタントゥアンを展開することは、国際基準に従ってインフラを完成させるというCMCテレコムのコミットメントです。そこから、デジタル時代にますます厳しくなっていく顧客の要求に応えて、5つ星の品質、セキュリティ、最適化を備えたサービスをお届けしています。」CMC TelecomのDCEO/CMOであるDang Tung Son氏は、「タントゥアンデータセンターはまだ正式に稼働していませんが、これまでに30%以上のラックが企業から注文されています」と述べています。

2008年に設立されたハノイに拠点を置く同社は、ベトナムのICT企業CMCグループとマレーシアの通信事業者Time dotcomが共同所有しています。CMC Telecomは現在、3つのデータセンターを所有しています。データセンターCMCタワー(ハノイ、2017年12月開設)、データセンターSHTP(ホーチミン、2012年開設)、そして今回の新データセンターTan Thuanです。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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