NTTがインドのハイデラバードにデータセンターを計画

インドのGPUクラウド企業Neysa Networksと提携

NTTは、インドのハイデラバードに新しいデータセンターキャンパスの新設を計画しています。

NTT Data、クラウドプラットフォーム企業のNeysa Networks、テランガナ州政府は先週、ハイデラバードに10,500ルピー(約12億円)を投じて、AIデータセンタークラスターを設立する契約に調印しました。

計画されている400MWのクラスターは、25,000基のGPUを備えた国内最強のAIスーパーコンピューティングインフラをホストすると言われています。

テランガナ州首相のA Revanth Reddyは、Xで次のように述べました。「テランガナ州は、重要なAIインフラを育成し、AI関連デジタルサービスのリーダーとなるために、政策の安定性、戦略的立地の優位性、信頼性の高い高品質な電力、熟練した人材、シングルウィンドウシステムによる迅速な認可を提供します。」

ムンバイを拠点とするNeysa Networksは、GPUへのアクセスを提供し、これまでに約5000万ドルを調達しています。同社は、Nvidia H100とL40へのアクセスを提供すると主張していますが、そのインフラがどこでホストされているかは明らかにしていません。同社のリーダーシップチームの多くは、以前NTT/Netmagicに在籍していました。

「Neysa Networksでは、洗練されたAI技術をすべての組織が利用しやすく、手頃な価格で、実用的にし、イノベーションと成長を促進することに重点を置いています。私たちは、テランガナ州のテクノロジーエコシステムの発展を支援し、インパクトのあるAIツールを広く利用できるようにするために、私たちの役割を果たすことを約束します」と、LinkedInで投稿しました。

NTTVCを通じてスタートアップに投資した後、NTTとNeysa Networksは昨年、インドでのクラウドパートナーシップを発表しました。

NTTは、インド全土で18以上のデータセンターを運営または開発しており、デリーNCR、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルールで合計265MW以上のデータセンターを運営しています。

ハイデラバードの他の事業者には、CtrlS、Nxtra、マイクロソフト、Amazon、STT GDC、Pi、CapitaLand、WebWerks/Iron Mountainなどがあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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