Raxioが、モザンビークでデータセンターを開設

首都マプトに3MWの施設を開設

汎アフリカの事業者であるRaxio Data Centresは、モザンビークのマプトに新たな施設を開設しました。

同社は今週、Raxioモザンビークの、Raxio MZ1の開設を発表しました。Raxio MZ1は、2,000平方メートルに3MWを提供し、400ラックまで収容可能です。

この施設は、首都郊外のBeluluane工業団地(MozParks)に位置し、同国初のTier III Uptime認定データセンターです。プロジェクトの着工は、2022年9月に始まりました。

Raxio GroupのCEOであるRobert Mullinsは、次のように述べています。「モザンビーク初のTier III、ハイパースケール対応のデータセンターを開設できることを誇りに思います。この施設が、同国の進化するデジタル経済の成長を支える重要な礎石となり、業界全体でデジタルツールやサービスの導入を加速させる一助となれることに興奮しています。」

「当社のフラッグシップ施設であるMZ1は、接続性とデジタル交流のハブであり、国内トップクラスの通信事業者や接続プロバイダー8社がすでに契約しています。この卓越した施設を提供することは、当社の能力の証であり、モザンビークのお客様がビジネスで必要とする世界クラスのインフラを提供するという当社のコミットメントの証です。」

2018年に設立されたRaxio Groupは、米国を拠点とするRoha Group投資会社の一部です。同社はウガンダとエチオピアで稼働中の施設を持ち、コートジボワール、コンゴ民主共和国、タンザニア、アンゴラで開発中の施設を持ちます。

Raxioによると、2024年第3四半期にコートジボワールとコンゴ民主共和国、年末までにアンゴラでデータセンターが開設され、稼働中の施設は合計6カ所となるとのことです。

Raxioのモザンビーク担当ジェネラル・マネージャーであるEmidio Amadebaiは、次のように述べました。「今回の立ち上げにより、モザンビークはようやく独自の世界クラスのデータセンター施設および、当社の献身的な運用経験から恩恵を受けることになり、このデジタル時代における同国の継続的な発展をサポートすることになります。モザンビークの立地は、Raxio MZ1を現地の顧客と南部アフリカ地域全体の顧客の両方のニーズに対応させるうえで、理想的な場所にあります。」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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