東芝が10社の買収候補から関心を寄せられる
日本のコングロマリットである東芝には、10社が買収提案に興味を示す可能性があります。
東芝は4月に特別委員会を設置し、売却の可能性に備えて「潜在的な投資家やスポンサーと関わり、戦略的選択肢を検討する」と発表しています。
今週の発表では、合計10社が買収のための入札を提出することに興味を示していると述べています。
入札の締め切りは5月30日で、その後6月25日に予定されていた次回の年次総会に向け、提案の評価と議論が行われる予定です。
ベインキャピタル、CVCキャピタル・パートナーズ、KKR&Co.などが関心を示しているとされます。東芝の時価総額は現在約180億ドル。
同社は146年の歴史を持つ日本のコングロマリットで、量子鍵の配布、半導体、ストレージ製品、多くのビルディングソリューション、エネルギーやロボティクスなどの製品を提供しています。
同社は最近、ウクライナへの侵攻が続くロシアでの販売を停止しています。
東芝は、プリンターやPOSなどの販売会社、半導体やデバイス、電力やエネルギーを扱う会社の3社に分割することを提案していましたが、2社に変更されています。しかし、いずれも主要株主であるエフィッシモキャピタルマネジメント社や3Dインベストメント・パートナーズ社などの株主から反対されています。
CVCは2021年に同社に買収提案を行ったものの同年4月に撤退しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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