Cyxtera、破産後にBrookfieldへのデータセンター売却を模索
Cyxtera Technologies Inc.が多数のデータセンターをBrookfield Infrastructure Partnersに売却しようとしており、事前協議が進行中であることが明らかになりました。
6月に破産を発表したばかりの同社は、2つの可能性を検討していると報じられています。1つは金融機関が同社の経営権を取得し、Cyxteraが資本を増強すること、もう1つは売却することです。
CyxteraとBrookfield Infrastructure Partnersの間で交渉が続いていますが、この取引はまだ決裂する可能性があると報じられています。Brookfield Infrastructure Partnersは最近、欧州のData4とCompass Datacenters LLCを買収し、データセンター事業を展開している最中です。同社はまた、Evoque Data Center Solutionsとして運営するDawn Acquisitions LLCも所有しています。
Cyxteraは、CenturyLinkのデータセンターおよびコロケーション会社と、セキュリティおよびデータ分析運用会社のMedina Capitalの合併に伴い、2017年に設立されました。2021年、Cyxteraはブラックチェック企業と合流し、ベンチャー企業の評価額はその後34億米ドルとなりました。
この話を最初に報じたBloombergは以前、 Cyxtera の資産に Digital Realtyも関心を寄せていることを明らかにしました。6月の破産発表前、 Cyxtera は貸し手との交渉を開始し、来年返済期限を迎える8億6000万ドルの負債をどう処理するのが最善かを見極めていました。来月11月6日の公聴会では、同社の次のステップについての確認が行われる予定です。
W.Media ( Madeline Smith 記者)より抄訳・転載
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