ファーウェイ、第3世代5G Massive MIMOの国際展開を開始

ファーウェイは、第3世代5G Massive MIMOの国際展開を開始しました。中国以外の国としてはフィリピンが初めてこのサービスを受けることになります。

この最新プロダクトはMetaAAUと呼ばれ、同社はこれで、いわゆる「5.5G」ネットワークへの進化のための重要な道筋を示すとしています。

今回フィリピンに導入される3.5GHz MetaAAUは、ダウンロードとアップロードスピードが35%向上し、カバー半径が30%拡大するとファーウェイは主張しています。よってより多くのユーザーが 5G ネットワークにアクセスできるようになり、平均トラフィックは37%増加する、とファーウェイは述べています。

「超広帯域、マルチアンテナ、超大型アンテナアレイは、カバレッジの向上とエネルギー消費の削減のための重要な技術革新である。エアインターフェースリソースの利用を継続的に改善することは、フィリピンの通信産業の持続可能な発展に寄与すると考えている」ファーウェイのワイヤレスソリューション社長のYang Chaobin氏はこのように述べています。

フィリピンは、東南アジアで最初に5Gサービスが開始された国の1つで、Globe Telecomsが商用5Gサービスを開始した際に、ファーウェイがキットを提供していました。

その後、同国はミッドバンドの広帯域を利用した5Gネットワークの構築を進めてきました。5Gネットワークは、既に首都圏の人口の90%をカバーしています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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