Rack Centreがナイジェリアのラゴスでデータセンターキャンパス拡張を完了
1.5MWに倍増、来年には13MWの増設を予定
Rack Centreは、ナイジェリアのラゴスにあるデータセンターキャンパスでの拡張プロジェクトを完了しました。
コロケーション企業である同社は、容量を1.5MWに倍増し600平方メートルのホワイトスペースを追加しました。
今回の拡張はLGS1プロジェクトと呼ばれ、同施設で計画されている2つのプロジェクトの最初のものです。Rack CentreはLGS2プロジェクトの第2段階として、同敷地内に8つのデータホールを建設し、さらに13MWの容量を追加して2022年にサービス開始予定でます。これらのデータホールでは、クラウドやハイパースケールの顧客向けに、リテールのコロケーションやホールセールのスペースを提供します。
Rack CentreのMDアヨツンデ・コーカー博士は、次のように述べています「ラゴスキャンパスのデータセンターは、西アフリカ・西中央アフリカで最大のキャリアニュートラルなデジタルインフラのハブに成長し、南アフリカからヨーロッパや米国へのデータ転送のレイテンシーを半減させました。Rack Centreは、2017年4月にUptime InstituteのConstructed Facility Certified資格をキャリアニュートラル企業として初めて取得するなど、アフリカにおける品質の水準を高めています。」
2012年設立のRack Centreは、ナイジェリアでは1か所のキャンパスのみを運営していますが、国内で初めてUptime InstituteのTier III認証を取得しました。昨年、未公開株式投資企業のActisとConvergence Partnersが同社の支配権を取得し、ナイジェリアのコングロマリットJagalは引き続き投資家として参加しています。
今回の事業拡大のための資金は、 ActisとConvergence Partners が昨年設立した2億5,000万ドルの汎アフリカ・データセンター・プラットフォームから調達します。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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