シスコ、ロシアとベラルーシから完全撤退へ
通信機器メーカーのシスコは、現在も進行中のウクライナへのいわれのない侵攻を受け、ロシアとベラルーシからの完全なる撤退を計画しています。
同社は今年3月にロシアでの事業と販売を停止しましたが、今度はロシアからの完全撤退の計画となります。
シスコの広報担当者は声明で、「我々は今、ロシアとベラルーシにおける事業の秩序ある整理を開始する決定を下した」と発表しました。
数百人単位でいる同社の現地従業員には、ロシアとベラルーシ国外への転勤の機会が提供されました。シスコは、何人がこの申し出を受け入れたかについては明らかにしていません。
今月初めには、IBMとHPEがロシアからの撤退を発表しました。
インテル、AMD、Nvidia、およびTSMCは、いずれもロシアへの販売を一時停止しています。シスコ、グーグル、マイクロソフト、オラクル、アップル、ネットフリックス、セーバー、エリクソン、SAP、インフォシス、アトス、ペイパル、マスターカード、ビザなどの企業も、同国での業務を現在停止しています。
先月、シーメンスも同国からの撤退を発表し、シュナイダーエレクトリックもロシア事業を現地管理会社に売却すると発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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