シュナイダーエレクトリック、ロシア事業を現地管理会社に売却へ

シュナイダーエレクトリックは、シュナイダーエレクトリック・ロシアの事業を現地経営者に売却することを発表しました。

簡単な発表によると、ロシアとベラルーシで働く3,500人の従業員を「支援するためのリソース配分を行う」とのことで、この譲渡は、現地当局の承認が条件となります。

同社によると従来ロシア進出には力を入れており、世界売上の2%程度を占めているといいます。グローバルな「イノベーションサミット」シリーズの一環としてモスクワで定期的にイベントを開催しており、2021年のモスクワでのイベントは過去最大の「イノベーションサミット」となったと報告されています。

しかしロシアのウクライナ侵攻以降は後退傾向にあります。2022年2月24日から新規投資を停止し、ロシアやベラルーシ向けの新規プロジェクト受注の国際搬入も停止しています。

「シュナイダーエレクトリックは組織と選択肢を慎重に検討した結果、本日、シュナイダーエレクトリック・ロシアの事業を現地のリーダーシップチームに売却する意向書を締結したと発表した 」と、先週の発表で述べています。

ロシアにおけるプレゼンスの売却と縮小の結果、同社は最大3億ユーロ(3億1700万ドル)の正味帳簿価額を償却し、現在推定1億2000万ユーロ(1億2700万ドル)のこれらの活動に関連する通貨換算準備金を現金以外で取り崩すと予想しています。

同社は「秩序ある移転」を計画していると、声明において述べています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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