PlayStation Network、1日以上続く世界的な大規模障害に見舞われる

ソニーのPlayStation Network(PSN)がダウンし、世界中の数百万人の利用ユーザーが影響を受けました。

2月7日に始まったこの障害により、プレイステーションのオンラインゲームネットワークがダウンしました。

PlayStationのステータスページ上では、アカウント管理、ゲームおよびソーシャル、PlayStation Video、PlayStation Store、PlayStation Directウェブサイトなど、多くのサービスが障害によって影響を受けたことが報告されました。

「グランド・セフト・オート」や「コール・オブ・デューティ」などのオンラインゲームにもアクセスができない状況となりました。

また、Downdetector上では午後6時52分(米国東部時間)をピークに71,000人以上のユーザーから障害が報告されました。

プレイステーションを所有するソニーは、障害の原因や声明すら発表せず、ネット上のユーザーは、アップデートがないとして同社を非難しました。

プレイステーションが大規模なネットワーク障害に見舞われたのは今回が初めてではありません。

2011年には、2011年4月17日から19日にかけてハッキングを受け、23日間にわたって障害が発生したことがあります。この障害により、ソニーは4月20日にPlayStation Networkのサーバーを停止せざるを得なくなりました。

PSNは3年前にも大規模な障害に見舞われており、その際には「グランツーリスモ7」が1日以上プレイできなくなりました。

2025年2月9日、プレイステーションは、障害の復旧を発表しましたが、大規模障害の原因については明らかにしませんでした。

「ネットワークサービスは運用上の問題から完全に回復しました。ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。PlayStation®Plus会員の皆様には、自動的に5日間の追加サービスが提供されます」

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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