エクイニクス、スウェーデンで風力PPAを締結
現地ストルブレンクレン風力発電所から15MWを調達
エクイニクス(Equinix)社は、スウェーデンの風力発電所の発電量の一部を調達するため、電力購入契約(PPA)を締結しました。
同社は今週、Neoen社とPPAを締結し、15MWの風力発電量を地元の送電網に新たに追加供給すると発表しました。
現地コロ発電所は、ラグンダ市とソレフテオ市に位置するストルブレンクレン風力発電所の発電量の一部を調達すると発表しました。契約開始は2024年半ばになる見込みです。
エクイニクス社のスウェーデン担当マネージング・ディレクター代理、Sami Holopainen氏によると「この契約は、エクイニクスの再生可能エネルギー目標に貢献すると同時に、スウェーデンにおける再生可能エネルギーのさらなる普及を支援し、地域社会に利益をもたらす新しい風力発電プロジェクトの開発と運営を促進するものです。」とのことです。
エクイニクス社は現在、ストックホルムで3つのデータセンターを運営しています。この3つはすべて、2016年のTelecity社買収の一環として引き継がれたものです。
Neoen社にとってスウェーデン初の発電所である57.4MWのストルブレンクーレン発電所は2022年7月に建設が開始され、10基のNordex N163タービンで構成されています。
Neoen・ヨーロッパ地域ディレクター Christophe Desplats-Redier氏は以下のようにコメントをしています。「脱炭素化戦略を行う企業を支援する当社の能力をエクイニクス社が高く評価してくださることに感謝を申し上げたいと思います。 これは北欧で12件目のPPAで、 Equinix社とは4件目、合計157MWの容量となります。
また、新たな再生可能発電所を追加することで、スウェーデンのエネルギー自立とカーボンニュートラルに貢献できることを嬉しく思います。成長を続ける現地チームとともに、私たちはこの国での発展をさらに加速させていきます。」
エクイニクス社と Neoen社はこれまでにフィンランドで3件の風力PPAを締結しています。
2023年にエクイニクス社はスペインでIGNIS社と225MWのPPAを締結、フィンランドではNeoen社と3件目のPPAを、ポルトガルではSonnedix社と初のPPAを締結しています。
エクイニクス社は、 Schneider Electric社とHolland & Knight社の支援を受けています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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