MicrosoftとArmada、Galleonモジュール型データセンターにAzure Localを導入

ArmadaのEdgeモジュールにソブリンAIを導入するために協力

MicrosoftとArmadaは、それぞれのエッジ向けサービスを統合するために提携します。

MicrosoftのAzure Localは、Armadaのモジュール型エッジデータセンターであるGalleon (に設置する顧客調達のネットワーク機器類)へ導入可能となり、Armadaのエッジプラットフォームと組み合わせて利用できるようになります。この統合により、顧客は不安定な接続環境、さらには完全に切断された環境においてもワークロードを実行し、Microsoft AzureのクラウドサービスおよびAI機能にアクセスできるようになります。

Armadaの共同創設者兼CEOであるDan Wrightは、次のように述べています。「世界で最も厳しい環境で事業を展開する顧客は、ソブリン性、レジリエンス、最新のクラウド機能のいずれか一つを選ぶことはできません。3つすべてが必要です。Microsoftと協力することで、ArmadaのインフラとAzure Localが提供する一貫したクラウドプラットフォームを組み合わせ、政府機関や規制対象産業が、接続が制限されている、あるいは利用できない状況においても、安全にAI対応のワークロードを実行できるよう支援します。」

さらにDan Wrightは、次のように述べています。「MicrosoftとArmadaは、エッジにおけるソブリンAIを実現するための実践的な道筋を提供します。この道筋は、ローカル制御を尊重し、切断された状態での運用をサポートし、現在のミッションクリティカルなニーズから将来のインテリジェントなシステムまで拡張可能です。」

MicrosoftでSpecialized Clouds担当責任者兼CTOを務めるDouglas Phillipsは、次のように述べています。「組織がデジタル変革を加速させるなかで、ソブリンクラウド機能は選択肢ではなく必須要件です。Armadaの協力により、Azure Localをエッジの新たな領域に拡張し、政府機関や企業がソブリン性、コンプライアンス、ミッションクリティカルな性能要件を満たしながら、独立して運用できるための制御、セキュリティ、レジリエンスを提供します。」

Azure Localは、Microsoftが提供するオンプレミス向けサービスで、クラウドの機能を顧客のデータセンターに提供します。2025年11月、MicrosoftはAI機能を搭載するため、Azure LocalにNVIDIA製サーバーを導入しました。

ArmadaのGalleonシリーズは、ポータブルでモジュール型、かつ堅牢なターンキー型データセンターです。2025年7月、同社はこのGalleonシリーズに新しくLeviathanを追加しました。Leviathanは液冷に対応している他、最大1MWの容量を提供し、AIコンピューティングに対応しています。同社は、投資家から1億3,100万ドルの資金を調達しています。

Microsoftは以前、M12ファンドを通じてArmadaに投資しており、このファンドは4,000万ドルの資金調達ラウンドを主導しました。

Armadaは、NscaleUnityCloudTampNetAramcoNewlabEclipse海軍アラスカ州運輸・公共施設局などにも、モジュール型データセンターをすでに導入済み、または今後導入する予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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