2G Energy、北米データセンター市場向けにコンテナ型電源システムの複数年契約を獲得

納入は今年後半に開始予定

ドイツのコージェネレーションシステム(CHP)メーカーである2G Energyは、北米のデータセンター向けにコンテナ型発電設備を受注しました。

2Gによると、同社の北米子会社が今年後半から納入を開始し、供給は複数年にわたり継続されるとのことです。

発注元のデータセンター顧客の名称は公表されていません。同社は、この契約には「多数」のコンテナ型プラントの供給に加え、現地での据え付け・試運転も含まれるとしています。尚、これは2Gがこれまでに締結した中で最大の契約です。

2G EnergyのCEOであるPablo Hofelichは、次のようにコメントしています。「この重要な戦略的ステップと、お客様から寄せられた強い信頼を大変うれしく思います。当社は、地域および製品の多角化戦略を着実に進めており、データセンターおよびAI分野への取り組みはその戦略に非常に適しています。1万基以上の導入実績と高い稼働率を背景に、私たちはこの急成長分野において今後も求められるパートナーであり続けます。」

同社は、50kWから2.5MWまでの幅広いコンテナ型電源ソリューションを開発しています。これらのシステムの多くは燃料に依存せず、バイオガス、天然ガス、水素、プロパンなどで稼働可能です。ユニットは既存の建物や暖房システムに組み込むことも、コンテナや自家発電室に独立して設置することもできます。

また同社は、データセンター分野において追加顧客との交渉を進めており、今後数か月のうちに数百MW規模(100MW台)の受注を見込んでいると述べています。

2GはドイツのHeekに本社を置き、1995年に設立されました。同社はCHP、大型ヒートポンプ、ピーク負荷用発電機の開発・製造・設置を手がけています。これまでに1万基以上のシステムをさまざまな用途で導入しており、多様な顧客に電力と熱エネルギーを供給しています。

同社の市場参入は、データセンター分野におけるコンテナ型および商用電力以外の主電源ソリューションへの関心の高まりを反映しています。この分野で特に注目されている企業の一つがVoltaGridで、同社はコンテナ型天然ガス発電システムにより、OracleのAIデータセンターに2.3GW規模の電力を供給する契約を締結しています。また、Vantage向けに1GWの電力供給契約を結んだほか、xAIとも契約を締結しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。