中国のパブリッククラウド大手がAPAC市場の40%を占める

Synergy Research Group(シナジーリサーチグループ社)の最新データによると、中国の パブリッククラウド 企業が、アジア太平洋(APAC)地域におけるパブリッククラウド市場の40%を占めたようです。

当調査は、2019年第4四半期のパブリック IaaS および PaaS の収益を対象としています。

中国系クラウド基盤

AmazonとMicrosoftはアジア太平洋地域以外の地域で最も人気のあるクラウド基盤ですが、中国国内での大手6社のパブリッククラウド事業者はすべてローカル企業です。一方、日本では、日系テクノロジー企業の強固な基盤があるにもかかわらず、パブリッククラウド上位2社は外資系企業が占めています。

中国では、Alibabaがリーディング・クラウド企業であり、Tencent、Baidu、Sinnet-AWS、China Telecom、China Unicomがそれに続いています。日本では、富士通、NTT、ソフトバンクなどの日本企業も上位6位の中に入っています。

Synergyレポートでは、現在、中国系企業のシェアは世界市場の3分の1未満ではあるが、APACクラウド市場は、北米・EMEA市場よりも急速に成長しているとの報告です。

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APAC地域内においては、中国系企業はパブリッククラウド市場のほぼ3分の1を占め、2番目に大きな市場である日本の倍以上の規模となっています。APACにおける国別の市場規模では、インド、韓国、オーストラリア、香港、シンガポールが次に続いています。

「中国は依然として国内企業が独占している特殊なクラウド市場です。Synergy Research Groupのチーフアナリスト兼リサーチディレクターのJohn Dinsdale氏は、中国以外の主要な国におけるクラウド市場はAmazonとMicrosoftが主導していると言います。

中国の話を一旦別に置いておくと、これはクラウド市場の真にグローバルな性質を物語っています。この市場でのリーディング企業になるには、グローバルプレゼンス、テクノロジースマート、あらゆる国で受け入れられるブランド名、非常に潤沢な資金力、長期的な視点、そして上層部からの全面的なコミットメントなどが要求されます。

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