OVHがノルウェーにオスロ・ローカルゾーンエッジを開設

現在16の欧州ローカルゾーンが稼動

欧州のクラウドプロバイダーOVHcloud(OVH)は、ノルウェーのオスロにローカルゾーンエッジを開設しました。

ローカルゾーンは、リアルタイム分析、電子商取引ウェブサイト、再生やストリーミングビデオ用のコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)、クラウドゲームなど、遅延の影響を受けやすいサービスを利用するワークロードに適しています。サービスには、コンピュート、ブロックストレージ、ネットワーキングが含まれます。また、OVHの顧客には、データレジデンシーに関するより大きな選択肢を提供するとも言われています。

同社は、「こんにちは、ノルウェー!本日、最新のローカルゾーンがオスロで稼動し、ノルウェーの人々にローカルコンピュートパワーを提供します」と最近LinkedInで投稿しました。

昨年発表され、Gridscaleから買収したテクノロジーにより、同社は、2024年中に十数か所の拠点を展開し、今年も新しい拠点を立ち上げ続けています。

昨年、ヨーロッパと北アフリカでサービスを開始した後、すぐに米国にも進出しました。OVHcloud ローカルゾーンは現在23の都市で稼働しており、2025年末までに35か所以上に到達することを目指しています。ラテンアメリカ、アジア、オセアニアへの拡大も計画されています。

ヨーロッパ各地では、マンチェスター、ダブリン、ルクセンブルク、マルセイユ、マドリード、リスボン、ミラノ、チューリッヒ、ウィーン、プラハ、コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダム、ストックホルム、ヘルシンキでライブを行うゾーンを掲載しています。ブカレストとソフィアにも計画されています。

同社は、どの施設にゾーンのインフラが設置されるかは明らかにしていません。

ローカルゾーンだけでなく、OVHはフランス、カナダ、米国、オーストラリア、ドイツ、ポーランド、シンガポール、インド、イタリア、英国で40以上のコアデータセンターを稼働中および建設中です。これらのデータセンターは、自社ビルとリース拠点が混在しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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