IXAfrica、ナイロビに2つ目のデータセンター用地
Tilisi キャンパスの土地を取得
IXAfrica社は、ケニアのナイロビに2つ目のデータセンター用地を取得しました。
同社は、ケニアの首都ナイロビに2つ目のデータセンター・キャンパスを建設するため、地元の不動産開発業者Tilisi Developments plcと11エーカーの土地を購入する契約を締結しました。
現在、キャンパスの正確な規模を決定するためのデューデリジェンスが進められており、最初の見積もりでは30MW以上の施設を想定しています。
IXAfricaのCEOであるGuy Willner氏は次のように述べています。
「この事業の拡大は、当地域に対する我々のコミットメントと、計り知れない成長の可能性を再確認することにつながります。」
「Tilisiには工業団地があり、質の高い開発、信頼性の高い電力と水の供給、新鮮な空気、自由冷却に有利な標高など、この新キャンパスは当社のデータセンター運営に理想的な環境を提供します。2つのキャンパス間のレイテンシは5ミリ秒以下であり、ハイパースケールデプロイメントの最大要件と最小要件を満たしています」。
IXAfricaは、10年近く構想が練られた後、2021年に設立され、ナイロビのモンバサ道路沿いの17,300平方メートル(186,215平方フィート)の敷地に20MWの施設を開発しています。2021年2月にナイロビ・キャンパス・ワンの敷地に着工しました。
TilisiのCEOであるGraeme Reid氏は次のように述べています。
「IXAfahとの協業により、ナイロビで発電所を建設することができます。この提携は、IXAfricaがデベロッパーの投資ハブとしてTilisiをアピールしていることの証です。このパートナーシップは、この地域の一流インフラ開発業者としての当社の地位を強化するものです。」
ナイロビCBDから30kmに位置するTilisiは、400エーカーのマスタープランと複合用途開発で、2018年から開発が進められています。
Dimension Data East & West AfricaのMDであるRichard Hechle氏は、「この拡張は、容量強化だけでなく、さらなる接続オプションへのゲートウェイを意味し、シームレスで高性能なソリューションを顧客に提供することを可能にします。私たちは、この戦略的な動きを活用してイノベーションを促進し、成長を促し、最終的にお客様の通信環境を向上させることを期待しています」と述べています。
アフリカに特化した投資会社Helios Investment Partnersは昨年、5000万ドルでIXAfricaの株式の過半数を取得しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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