マイクロソフトとDuがUAEで5億4400万ドルのデータセンター開発へ

Dubai AI Weekのイベントで契約発表

ドバイを拠点とする通信事業者Duは、マイクロソフトと5億4454万ドルの契約を結び、UAEにハイパースケールデータセンターを開発しました。

Dubai AI Week中の発表によると、マイクロソフトがデータセンターのメインテナントとなります。

両社によると、データセンターの容量は「トランシェ」でマイクロソフトに提供されます。

データセンターの詳細については、まだ明らかになっていません。DCDは両社に、詳細を問い合わせています。

DuのFahad Al HassawiCEOは、次のように述べました。「この契約は、UAEのデジタルエコシステムに革命を起こすという我々の戦略的目標における極めて重要な飛躍を意味します。」

ドバイのDubai Sheikh Hamdan bin Mohammed bin Rashid Al Maktoum皇太子は、同国の副首相兼国防相でもあり、LinkedInにこう書き込みました。 「Dubai AI Weekで、私はDuがマイクロソフトと共同で画期的なハイパースケールデータセンターを立ち上げるという発表に立ち会いました。」

「これはデジタルインフラへの重要な投資であり、最新技術、イノベーション、デジタルサービスの導入におけるドバイのリーダーシップを強化するものです。」

ドバイは現在、国内で5つのデータセンターを運営しています。今年初めには、Peace海底ケーブルをUAEまで延長する契約を結びました。

今年初め、マイクロソフトはアブダビ政府およびCore42と提携し、UAEにおけるAIインフラとソブリンクラウドの提供を開始しました。

同社は、UAEに1つのクラウドリージョンを持ち、ドバイ全域に3つのアベイラビリティゾーンを持っています。また、カタールとイスラエルにもクラウドリージョンを有しています。2024年12月、サウジアラビアのクラウドリージョンの建設を完了し、2026年に稼働を開始する予定であり、2025年3月にはクウェートのクラウドリージョンの計画を発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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