Layer 9がシリーズAをクローズ、メキシコに64MWのキャンパスを計画
ラテンアメリカの新しいデータセンター企業Layer 9 Data Centersは、シリーズA投資ラウンドを終了し、メキシコに64MWのデータセンターキャンパスを計画中です。
同社は今週、LBS Powerを含む「業界のベテランによるコンソーシアム」が主導するシリーズA投資を完了したと発表しましたが、調達額は明らかにしていません。
2020年に設立されたLayer 9は、2023年夏にメキシコのバヒオ地域でターンキーデータセンタースイートの容量を持つ32MWのシェル型ビル2棟を開発することを目指しています。同社は、このシリーズA投資で得た資金を、データセンター開発に必要な重要インフラと土地の確保に充てる予定です。
「シリーズAでは、LBS Powerをはじめとするデジタル・インフラストラクチャー分野の優良投資家グループから多数の応募があり、待望のエクイティファイナンスを完了することができ、大変光栄に思います」Layer 9のCEOであるMichael Ortizはこのように述べています。「この資金をもとに、ラテンアメリカに進出し、メキシコ国内でクラウドサービスプロバイダー向けに超大規模データセンターソリューションを提供することを目指します。」
2022年1月、Layer 9は、メキシコのモンテレイ近郊の第二リージョンで、100MW以上の電力へのアクセス権、独占権、追加の土地と電力を取得するオプションを持つ電力購入契約を確保しました。
同社CEOのOrtizは、Hemisphere Capital Advisors、Keyser、Colliersで勤務した経験があります。共同設立者でCOOのAlejandro Cantu Sepulvedaは、Midtronics、Power Distribution Inc、LBS Powerで要職を歴任しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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