CyrusOneが2040年までのカーボンニュートラルを宣言

増加する「正しい行動を取るデータセンター企業リスト」に加わる

データセンター不動産投資信託(Real Estate Investment Trust:REIT)のCyrusOneは、2040年までに カーボンニュートラル の実現を宣言しました。

同社は、 再生可能エネルギー の購入、既存施設のアップグレード、そしてエネルギー効率の高い新データセンターの構築などに注力し、この目標を達成すると述べています。

必要なステップ

CyrusOneの社長兼CEOのBruce W. Duncan氏は、次のように述べています。「今後20年以内にカーボンニュートラルの実現を誓約することは、弊社のグローバルな持続可能性( サスティナビリティ )への取り組みを推し進め、また顧客の持続可能性目標を支援するという弊社の使命における重要なマイルストーンである」

「我々は持続可能性を全社的な優先事項として認知しており、環境への影響を減らすよう努めている」

昨年、同社はロンドンI、ロンドンII、およびロンドンIIIのデータセンターが、電力購入契約(PPA)を通じて100% 再生可能エネルギー で稼働していると発表しました。また、現在アムステルダムで、廃熱を利用した地元住宅の暖房に関する研究を行っています。同社は来月、最初のサステナビリティ・レポートを発行し、その他の再生可能、及び効率化の取り組みを紹介する予定です。

今週は「Climate Week(気候変動週間)」として知られており、複数の企業は持続可能性目標の公約を前進させています。特に、ウォルマートは2040年までのCO2排出量ゼロを公約しており、また、モルガン・スタンレーは2050年をゼロ・カーボン期限として目標を設定しています。

データセンター分野では、今月、Googleが2030年までに24/7のカーボンフリー・エネルギーへの移行を宣言し、Microsoftはウォーター・ポジティブを宣言し、そしてAligned Energyは持続可能性に裏打ちされたインセンティブでローンを組みました。

Data Center Dynamics

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