Schneider、コロナウイルスで3.24億ドルの影響を報告

フランスの電気機器メーカーSchneider Electricは、コロナウイルスの影響で同社の四半期収益に約3億ユーロ(3億2,400万ドル)の影響を及ぼしたと報告しています。

データセンターインフラストラクチャ向け製品の主要サプライヤである同社は、感染が拡大する段階で中国の工場を閉鎖する必要があったが、現在その多くは稼働を再開したと述べています。

長期的な影響は不明のまま

「私たちが得た数字(中国からの数字)は励みになっているように思える。」と、Jean-Pascal Tricoire最高経営責任者はthe Financial Timesに対し述べています。

「言うのは時期尚早ですが、今回の一件は第1四半期と第2四半期へ影響を与えました。しかし1年以内にはその影響をリカバーし復旧できると考えている。」

中国で閉鎖されたSchneider契約工場の80%は現在稼働が再開されました。 2019年の同社の収益の約15%は中国からのものでした。

covid-19としても知られる新しいコロナウイルスは、少なくとも2,600人の死者をもたらし、80,000人以上が感染していると考えられています。

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ウイルスの拡散に対する恐怖が世界市場の低迷につながっていますが、この初期段階では、長期的な影響を知ることは困難です。また、このウイルスが世界のサプライチェーンにどれほど深い混乱をもたらすのかについても分かっていません。

サプライチェーンで取り扱う各製品は通常在庫されるため、製造の不足は少なくとも3月まではカバーされると思われます。がそれ以上に、今後のウイルス問題の長期化や感染の広がりに依存するかもしれません。

Twitter上で、IDCの研究者であるLinh Huang氏は、次の3つのシナリオを想定しています。「グリーンライト(青信号):これは、SARS流行の流行が中国の信じられないほどの成長を一時的に中断したSARSのレスポンス・プレイブックに基づく。 上半期では影響を受けるが、中国での刺激や市場を支える補助金により少なからず下半期でしっかりとした地盤を築くだろう。」

「イエローライト(黄信号):サプライチェーンの回復は1/4の状況であり、春までは動かない。2021年に入ると市場のバランスが取れる。グリーンライトとは異なり、最悪の事態はまだ先である。これが現在の予測である。」

「レッドライト(赤信号):回復は複数年にわたる問題となる。問題が落ち着くと、供給ルートは恒久的にリルートされ、企業は新たな現実に対し永久に閉鎖するか適応し、業界は大きく揺れ動く。状況の悪化が今から2か月後も加速する場合、この可能性は高くなる。」

影響を受ける別の市場はイベント業界であり、多くの企業が不確実な状況の中で展示会への出展中止あるいは延期をしています。現在まで影響を受けた展示会は、モバイルワールドコングレスや延期されたDCDジャカルタや上海のイベントなどです。

Data Center Dynamics

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