新型コロナの影響でIBMの純利益が46%減少

収益はわずかな減少に留まったが、パンデミック関連支出の増加が影響

2020年第2四半期のIBMの収益は5.4%減少の181億ドルでしたが、純利益は46%落ち込み13.6億ドルとなりました。

尚、同社の負債は約650億ドルで、資産ポートフォリオは約1500億ドルです。

「多くの顧客が、プロジェクトを遅らせ、調達を延期し、この状況下でCAPEX支出よりもOPEXを重視した。」とCFOのJames Kavanaugh氏は述べています。

「大量調達や裁量消費支出の一時停止は、永続的ソフトウェアライセンスとプロジェクト指向のサービスの分野で最も顕著だった。」

IBMは、Covid-19の感染拡大とそれに伴う経済的影響を受け、5月に大規模なレイオフを発表しました。

この動きは、IBMの新CEO Arvind Krishna氏の就任後まもなく発表されました。

クラウドに期待

IBMのクラウド事業は、他部門よりも優れた業績を上げており、収益は34%増加しています。昨年買収したRed Hatは18%成長し、これもクラウド収益に含まれます。

事業全体が縮小しているにもかかわらず、同社はいくつかの新たな事業展開の説明に熱心です。

今週、Adobe、IBM、Red Hatは、金融業界顧客向けの一連のクロスプラットフォームサービスに関する戦略的パートナーシップを締結しました。

このパートナーシップでは、まずRed Hat OpenShift上でAdobe Experience Manager 6.5を提供し、クラウド導入における柔軟性にフォーカスします。

IBMはまた、顧客が選択した環境でのデータのホスト、アクセス、および活用できる機能を提供します。

一方Adobeも、IBM Cloud for Financial Services向けのカスタマーエクスペリエンスソリューションを提供します。

その見返りに、IBMはAdobe Experience Managerを同社の顧客に拡張し、パーソナライズ・エクスペリエンスを顧客に提供します。

更に今回の契約に基づき、IBM Servicesのビジネス設計部門であるIBM iXは、Adobeの基幹エンタープライズ向けアプリケーション全体に渡りサービスを提供します。

Data Center Dynamics

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