QualcommがNuvia買収でArmサーバーチップ復活を計画、早くもAmazonが関心を持つ

Centriq 2400のように消滅させない限りは

Qualcommはサーバー市場向けのArmチップのテストについて、クラウドやデータセンター企業に話を持ちかけています。

Bloombergの報道によると、このプロセッサは同社が昨年14億ドルで買収したNuviaが製造したものだといいます。

このチップを検討することに同意した企業の中にはAmazonも含まれています。

Qualcommは以前、好評だったCentriq 2400でArmサーバー市場に参入しようとしましたが、ブロードコムによる敵対的買収の失敗から立ち直り、最大の顧客であるAppleと法廷で争う中でArmチームをレイオフしました。そのチームはその後、主にMicrosoftに採用され、独自のArmチップを開発していると考えられています。

2018年のレイオフ後、Qualcommはスマートフォンなどの低電力デバイスにこだわりました。同年、Appleのベテラン数名がサーバー市場向けのArmチップを構築するNuviaを立ち上げましたが、Qualcommがそれを買収した際、彼らは技術をモバイル、IoT、ネットワーク製品に軸足を戻したと主張しています。

しかし、QualcommがNuviaを買収した際、Nuviaはモバイル、IoT、ネットワーク製品に軸足を移すと主張しました。買収前はNuviaは2022年までに製品を提供する予定でした。

このチップは、AWSのGravitonラインなどクラウドプロバイダー独自のArmプロセッサや、Armのライバル企業であるAmpereと競合することになります。また、IntelやAMDの従来のx86チップとも競合することになるでしょう。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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