ラトビアのDEAC、データセンターに風力発電を導入

ラトビアのデータセンター企業であるDEACは、データセンターのエネルギー使用の再生可能エネルギーへの移行を完了したと発表しました。

同社は現在、北欧の風力発電所からの100% 再生可能エネルギー を使って運用を行っていると述べています。

「弊社は冷却システムのアップグレード、チラーの追加、サーバールームのコールド・ホットアイルソリューションなどを導入し、すでにエネルギー効率の向上を図っている。そして100%再生可能エネルギー資源を使用することで、DEACはデータセンターの社会的責任を果たす事業者として、環境に配慮した持続可能な開発に貢献していく」と、DEAC会長のAndris Gailitis氏は述べています。

DEACは、Quaero Capitalが管理するスイスの投資インフラファンドが所有し、ラトビアの首都リガとリトアニアのヴィリニュスの施設でコロケーションサービスを提供しています。

同社はリガでは2.3MWと0.4MWのデータセンターを所有し、3棟目のヴィリニュス施設は4MWの容量を持ち、さらに追加の400ラックが構築中です。

今年の初め、DEACは、エネルギー効率を高め、またEUの2030年気候中立性要件に対応するために、100万ユーロの投資計画を発表しました。1月、DEACはKohler-SDMO発電機2台の追加導入を行い、また冷却装置をVertiv Liebert HPC Chillerと CRAH 装置により拡張し、 PUE 性能を向上させました。

Data Center Dynamics

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