Google、2030年までに水の消費量の120%供給目標を発表~一部はオフセットの形で提供

Googleは2030年までにデータセンターやオフィスで消費する水の平均120%を補給する計画です。

同社のデータセンターは、米国内での干ばつが深刻化する中、水の使用に関する地元の問題の焦点となっています。

同社はジョージア州ダグラス郡にあるデータセンターの冷却に再生水を使用しており、今後は他のデータセンターでも可能な限り海水や再生水を使用する予定だといいます。

アイルランドのダブリンでは、リフィー川とダブリン湾の水質を改善するために、雨水の流れを抑える雨水貯留システムを導入しています。ロサンゼルスでは、サンガブリエル山脈の生態系を改善するために、水を欲しがる外来種を駆除する活動に投資しています。

また、ネバダ州とアリゾナ州のコロラド川にあるミード湖貯水池からの取水量を削減するコロラド川インディアン部族のプロジェクトなど、地域団体と連携した活動も行っています。

これらのプロジェクトの中には、技術的には失われた水を補充しないものの、他の場所での水の損失を最小限にするものもあります。

Googleのデータセンターは膨大な量の水を消費します。アリゾナ州にあるグーグルのデータセンターでは、当初1日に100万ガロン(約400万リットル)の水を使用しましたが、施設が完成すれば400万ガロン(約1600万リットル)に増える可能性があります。アリゾナ州は壊滅的な干ばつに見舞われており、州の水資源局は「水の使用量は過剰に配分され、地下水は過剰に利用されている」と警告しています。

また同社は、サウスカロライナ州チャールストンの帯水層から1日あたり150万ガロンの水を採取する計画をめぐり、地元の自然保護団体と何年も戦ってきました。別の供給元を見つける前に、サウスカロライナ州チャールストン周辺の3つの郡で第3位の帯水層利用者になるはずでした。

Google社の持続可能性最高責任者ケイト・ブラントは、以下のように述べています。 「当社のオフィスやデータセンターにおける水資源の管理強化、水使用量の補充、水ストレスのある地域の水源の健全性と生態系の改善、水ストレスの予測、防止、回復に役立つ技術とツールの共有、という3つの分野に重点的に取り組んでいます。」

マイクロソフトは2030年までに使用量以上の水を補給することを約束し、Facebookは2030年までに「水をプラスにする」と述べています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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