スペースXのスターリンクで短時間だが重大な障害が発生
今年2度目の大規模障害
SpaceX(スペースX)社の衛星ブロードバンドサービス「Starlink(スターリンク)」において、4月9日(土)、短時間ではあるが広範囲にわたる障害が発生しました。同サービスの利用者からは4時間にも及ぶ不具合が報告されましたが、核心的な障害は30分ほどでした。
「今朝8:15-8:45(UTC)の間にスターリンクで短時間だが重大なサービス障害があった」インターネット障害トラッカーのCloudflare Radarはこのようにコメントしています。
「これはAS14593トラフィックの急激な低下で見ることができる」
スターリンクは前回1月にも大規模な障害を起こし、世界中のサービスに影響を与えました。また、2021年8月にもおよそ60分から90分の間ダウンしました。
同社はネットワークステータス・ページを設けていないため、障害の追跡や把握は困難な状況です。
このサービスは正式に「ベータ版」は終了しているものの、まだやや発展途上の未完成の状態です。スペースXは、 2,110基前後のスターリンク衛星を既に打ち上げており、12,000〜42,000基の衛星コンステレーションの運用を計画しています。
同社は現在およそ25万人の加入者を抱えています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。