イーロン・マスク、新CEOが見つかればTwitterのサーバーチームの運営に専念すると発言
しかし、CEOになるのは「愚か」だと警告。果たして受け手はいるのか?
買収した会社のCEOを辞めるかどうかをめぐるTwitter投票を実施し、それに敗れたイーロン・マスク氏は、自身の去就について迷いを見せています。
マスク氏がその結果に従うと約束した世論調査では、回答者の58%が彼の退任に票を投じました。
投票の後、マスク氏は次のようにコメントしました。「私は、この職務を引き受けてくれる愚かな人物を見つけ次第、CEOを辞任する!その後は、ソフトウェアとサーバーチームを指揮するだけだ」
同社のサーバーやデータセンターの計画は、マスク氏による440億ドルの買収により、混乱に陥っています。
マスク氏が会社の大半(会社の運営、ソフトウェア・サーバーメンテナンスを任務とする社員など)を解雇した後、さらに数千人がTwitterを退職しました。さらにマスク氏が極右的な内容のツイートを始めたり、ナチスを復権させたり、ジャーナリストを追放(Ban)したり、あるいは陰謀論を広めるウェブサイトへのリンクを張るようになったことで、その他の人たちも同社を去っていきました。
LinkedInの転職情報によると、退職者の多くは同社のデータセンターで働いていた人たちのようです。
また、そのデータセンター自体も縮小されようとしています。同社はトラフィックの急増に対応するために確保しているサーバーの数を減らし、1か所のデータセンターの閉鎖を検討し、またクラウドコストの削減も試みています。
しかし同時にマスク氏は、より長時間・高解像度の動画コンテンツなど、より一層のインフラ基盤が必要とされるであろう新サービスの投入を公言しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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