Google、ネブラスカ州オマハにデータセンター用地拡張申請
Googleは、ネブラスカ州オマハで現在開発中のデータセンター用地を拡張することを検討しています。
同社は昨年4月、同市北西部のState StreetとBlair High Road付近にデータセンターを建設する計画を発表、申請していました。
当時、オマハ市に提出された、Westwood Solutions, LLCという名称のBlair High Roadに作られるデータセンターに関する書類によると、この敷地は約4棟のデータセンターの建物にまたがり、合計で140万平方フィート(13万50平方メートル)以上、建設期間は18~24カ月と報告されています。同社は、このプロジェクトに約7億5,000万ドルを投じることを目標としているといわれています。
今週Nebraska Examiner紙によると、同社はすでに建設中の270エーカーのデータセンター用地に隣接する187エーカーの追加区画の再指定を申請しているとのことです。
同誌によるとこの拡張により、敷地内のデータセンターの床面積は220万平方フィート(204,400平方メートル)以上になる可能性があるとのことです。同社は、Examinerに対してコメントを拒否しています。
今週の計画委員会の議題には、GoogleのWestwood Solutionsから、土地の区画整理と特別使用許可申請の2つの項目が示されています。
同社は、地元の計画規則で保護されているはずの5エーカーの原生草原をブルドーザーで破壊した事実を埋め合わせるために、Googleの開発業者が10万ドルを寄付することに同意しています。
Googleはすでにオマハ地域に2つのデータセンターを有しており、1つは2019年に着工したネブラスカ州パピリオンに、もう1つは国境を越えてアイオワ州の近くにあるカウンシルブラフに2007年に設立したものです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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