BBバックボーンの新しい伝送サービス「B³Spectrum 400ZR/400ZR+」、 MCデジタル・リアルティのNRT10データセンターで提供開始

Data Center Cafe
2023.07.11
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～印西エリア初、400Gbpsの超広帯域通信でお客さまの利便性を向上～

ビー・ビー・バックボーン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：戸坂豪臣、以下「BBバックボーン」）は、新しい伝送サービス「B³Spectrum 400ZR/400ZR+」の提供を、データセンターやコロケーション、相互接続サービスを日本国内で展開するMCデジタル・リアルティ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長畠山孝成、以下「MCDR」）の東京第一データセンター（以下、「NRT10データセンター」）（千葉県印西市）で、2023年7月3日から開始します。

400Gbpsの超広帯域・低遅延の伝送サービスは、国内有数のデータセンター集積地である印西エリアのデータセンターで初であり、お客さまはBBバックボーンの「B³Spectrum 400ZR/400ZR+」とMCDRのデータセンターを併せてご利用いただくことで、東京－印西間の地理的距離に起因する回線敷設コストや通信遅延の問題を解決し、利便性が高く、効率の良いデジタルインフラの構築が可能になります。また、トランシーバーの速度や距離制限のため、ルーターのみで長距離の直接伝送を直接行うことができず、トランスポンダーを介していたネットワーク構成が、400ZRトランシーバーを活用することにより、トランスポンダーを介さずに伝送を行えるようになります。

「B³Spectrum 400ZR/400ZR+」の提供により、お客さまのネットワーク構築の拡大につながるだけでなく、高価なトランスポンダーが不要になることで機器のコストの低減や、使い慣れたルーターの操作のみでの導入・保守による運用性の向上につながります。さらに、低消費電力の構成のため、大幅なコストメリットだけでなく、環境負荷の少ないインフラの実現も期待できます。

BBバックボーンとMCDRは、2022年4月に協業を開始して以来、印西エリア－都内の主要データセンター間の接続性や、利便性・効率性の向上および柔軟なデータセンターの拡張性の提供のため、協業の強化を進めてきました。

BBバックボーンは、データセンター間の相互接続（DCI）の利便性向上に取り組んでおり、さらにサービスエリア拡大を進めています。また、「B³Spectrum 400ZR/400ZR+」のオプションサービスとして、カバーエリア外の近隣データセンターへアクセスが可能となるサービスも用意しています。

MCDRは、クラウド事業者などの大手IT企業やコンテンツ事業者向けの高品質な大規模データセンターキャンパスや、エンタープライズ向けの中小規模データセンター（コロケーションサービス）を、首都圏や関西圏で展開しています。また、お客さまの拡張性ニーズに応え、NRT10データセンターを含むMCDRのNRTキャンパスでは現在、サーバー用電源36MWの大規模データセンターであるNRT12データセンター（2024年前半サービス提供開始予定）を建設中です。今後の追加開発も含め、将来的にキャンパスで合計120MW超の規模となる予定です。

BBバックボーンとMCDRは、今後もDCIにおいて技術革新にいち早く対応することで、お客さまのさらなる超広帯域コネクティビティーのニーズに応えるとともに、デジタルプラットフォームの拡大に貢献していきます。

■BBバックボーンについて

社名：ビー・ビー・バックボーン株式会社（英文社名：BB Backbone Corp.）

本社所在地：東京都港区海岸一丁目7番1号

代表者：代表取締役社長戸坂豪臣

資本金　：1億円（ソフトバンク株式会社100%出資）

URL ：https://www.bbbackbone.co.jp/

■MCデジタル・リアルティについて

社名：MCデジタル・リアルティ株式会社（英文社名：MC Digital Realty, Inc.）

本社所在地：東京都港区虎ノ門一丁目3番1号東京虎ノ門グローバルスクエア12階

代表者：代表取締役社長畠山孝成

資本金：2億円（三菱商事株式会社50％　Digital Realty 50%出資）