SmarToneがマカオ市場からの撤退を発表

残るMNOは3社に

電話会社SmarToneが、マカオの携帯電話市場からの突然の撤退を発表しました。

同社は、顧客が合意した契約期間の残りを確実に接続できるよう、別の通信会社CTMと合意に達したとのことです。

同社は21日の声明で、次のように述べています。「SmarTone Macauは、徹底的な事業検討の結果、マカオにおける移動体通信サービスの提供を停止することを決定しました。」

マカオの規制当局である郵政通信局は、SmarToneが4G免許の没収要求を提出したことを明らかにし、同時に3G免許の更新も見送ったことを明らかにしました。

同社は5Gサービスを提供していません。

Macau Post Dailyによると、SmarToneはCTMに「適切な現従業員」を配置するため、労働局と協力しているようです。

SmarToneの正確な市場シェアは不明ですが、規制当局によると「低い」とのことです。

同社の撤退により、同市場にはCTM、China Telecom、3 Macauの3つの通信事業者が存在することになります。

SmarToneは香港に本社を置くSun Hung Kai Properties(サンフンカイ・プロパティーズ・リミテッド )の子会社です。同社は2001年にマカオでモバイルサービスを開始し、2Gネットワークを開始しました。その後、2010年に3G、2015年には4Gを開始しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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