
JetCoolが液冷のDell PowerEdgeサーバーを発表
1サーバーあたり最大8kWの熱負荷に対応
JetCoolは、液冷対応のDell PowerEdgeサーバーを発表しました。
Dell PowerEdge XE7745サーバーは、サーバーと冷却環境全体にわたって「完全統合型の液冷システムに加え、コミッショニング、導入、継続的な保守サービスを組み合わせたソリューション」となっているようです。
JetCoolは、「サーバー、冷却システム、ライフサイクルサービスを単一のソリューションに統合することで、弊社は責任あるパートナーとして、コスト効率の良い高密度AIインフラを効率的に導入できる道筋を提供します」と述べています。
このDell製サーバーは、AI、HPC、その他のGPUアクセラレーションを必要とするアプリケーション向けに設計されており、第5世代AMD Epycプロセッサーを2基と、最大8基の高密度Nvidia Blackwell GPUの両方をサポートしています。
これらのチップによる高い演算負荷を管理するため、JetCoolのSmartPlateダイレクト・トゥ・チップ液冷システムがシリコンから直接熱を除去し、1サーバーあたり最大8kWの継続的な熱負荷を処理できるとされています。
JetCoolによると、このシステムによってCPU温度を最大7%、GPU温度を最大11%低減できるほか、ファンの回転数と消費電力を抑えることで、サーバー全体の消費電力を30%削減できるとしています。
JetCoolの創業者であり、親会社Flexの副社長でもあるBernie Malouinは次のように述べています。「次世代AIの規模拡大には、コンピューティング密度の大幅な向上が求められます。しかし成功の鍵は、その性能を迅速、安全、かつ効率的に活用できるようにすることです。エンドツーエンドのサービスで支えられた完全統合型の液冷システムとしてDell PowerEdge XE7745を提供することで、高密度環境への導入リスクを軽減します。これにより既存施設で安定的に運用しながら、ハードウェアの性能を最大限に引き出すための信頼できる選択肢を事業者に提供します。」
JetCoolは、同社が「マイクロ対流式直接液冷」と呼ぶ技術を採用してチップを冷却しています。これは、液体を熱源表面に流す従来方式とは異なり、冷却ジェットによって液体をチップ表面へ直接吹き付ける冷却方式です。
同社は2024年11月にFlexに買収されました。買収後は液冷製品のラインナップを拡充しており、最大1.8MWの冷却能力を提供できるように構成可能なモジュール式CDUなどのオプションも展開しています。
本記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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