Dauvea社がローマ時代の鉱山を新しいデータセンターに

イタリアのカリアリに拠点を置くIT企業Dauvea社は、「Digital Metalla(デジタル・メタルラ)」または「デジタル鉱山」と名付けられたプロジェクトで、サンタンティオコ島にあるローマ時代の鉱山を新しいデータセンターに変えようとしています。プロジェクトの詳細は明らかにされていませんが、エネルギー効率の高いグリーンデータセンターになることが発表されています。

「ノルウェーのオスロでは、弾薬庫からデータセンターを調達しました」と、Dauveaの創業者兼社長のサルバトーレ・パルヴィレンティは語ります。「当社にとってこのプロジェクトは第一に、持続可能な観点から地域に新たな命を与え、雇用を創出し、デジタル世界の新しいトレンドにソリューションを与え、実行することでイノベーションを起こすことを意味します。」

2017年設立のDauveaは数多くのIT、サイバーセキュリティ、クラウドサービスを提供しています。Metalla(メタルラ)は、スルチ市にある遺跡の名前です。この地域では何千年も前から鉛、銀、亜鉛、石炭などの鉱物が採掘されており、鉱山が閉鎖され始めたのは1990年代に入ってからでした。

Digital Infra Network (Elliot Robinson記者)より抄訳・転載

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