Digital Realty とエクイニクスがグリーンパイロットでシンガポールのデータセンター新設申請
シンガポールでデータセンター復活が始まる
Digital Realtyとエクイニクスは、グリーンデータセンターの開発制御を目的とした政府の試験的な枠組みのもと、シンガポールでの新しいデータセンターの建設を申請しました。
同国のInfocomm Media Development Authority(IMDA)とEconomic Development Board(EDB)は、2019年にデータセンターのモラトリアムを実施した後、7月に試験的なスキームを開始しました。
The Straits Timesによると、この2社は、容量拡大のために地元当局に提出した企業のうちの1社です。
すでにシンガポールに3つのデータセンターを持つDigital Realtyは、60MWのデータセンター建設を申請しています。
5つの施設を持つエクイニクスが何を申請しているかは不明です。
しかし、この新しいパイロットで割り当てられる容量は、合計で60MW程度になると思われます。複数の企業が申請を勝ち取ることも可能だが、その場合は分け合わなければならなりません。
新しい枠組みでは、データセンターは持続可能性とエネルギー効率に関する多くの指標を満たし、電力使用効率(PUE)が少なくとも1.3である必要があります。
Digital Realtyの場合、シンガポール国立大学のスピンオフ企業であるCoolestDCとも提携しています。同社は、シンガポールの既存データセンターで、同社のカスタムクールプレート技術を試験的に導入しました。
一方エクイニクスは、シンガポール以外の施設で水素対応の燃料電池と水素化植物油を試験的に導入していますが、新施設で使用する可能性もあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。