Edge Centres社、太陽光とバッテリーを利用した第三のデータセンターをゼロから構築することを申請

Edge Centresは、オーストラリアで3番目となる太陽光とバッテリーを利用した施設の開発申請を行ったと発表しました。同社は、ニューサウスウェールズ州オラナ地区のダボ(EC4)、クイーンズランド州トゥーンバ(EC2)、グラフトン(EC1)でも、太陽光とバッテリーを利用したデータセンターを展開しており、EC1は1MWのオンサイト太陽光発電システムと48時間のリン酸鉄リチウム電池によるバックアップを行っています。

新施設(EC3)は300kWの太陽光発電と240kWhの蓄電池を備えており、同社がオーストラリア国内で展開している8つのデータセンターのうち、最新のグリーンデータセンターとなります。

Edge Centres創業者でCEOのジョナサン・イーヴスは以下のように述べています。「今回のベンディゴでの開発申請は、ビクトリア州をはじめとするオーストラリアの地域全体に展開していく上で重要なステップです。オーストラリアは今、エッジインフラの波に乗っています。当社は、IoTエッジコンピューティング、クラウドに対するこの時代の需要増を見越した構築を行います。この波に先んじるということは、必要なインフラを構築して接続する時間があるということであり、これまで接続されていなかったこれらの地域のハブが、波が来たときに準備できるようにします。」

EC3は主要な通信事業者へのアクセスを提供し、エッジコンピューティング、グローバルネットワークオペレーター、コンテンツプロバイダーにとって、オーストラリアへの信頼できるゲートウェイとなります。各施設には、1MW弱の太陽光発電、48時間のバッテリーとUPSのバックアップ技術が装備されており、1kwの1/4サイズのラック64台をN+1の電源冗長性でサポートします。また、ベンディゴは地中海性気候ですが、オーストラリアの地方では天候の変化が激しいため、各施設は金属製の断熱膜で覆われており、冷却システムをサポートしています。

Digital Infra Network (Elliot Robinson記者)より抄訳・転載

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