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IQM QuantumComputersが4600万ドルを調達

中国のTencentも出資

フィンランドのIQM Quantum Computersは、その超伝導システムの商用化を目指し4,600万ドルを調達しました。

Tesi、OpenOcean、Maki.vc、Vito Ventures、Matadero QEDなどの既存投資家に加え、新たにVsquared、Salvia GmbH、Santo Venture Capital GmbH、そして中国のハイテク大手Tencentが投資家として参加しました。

アールト大学とフィンランドのVTT技術研究センターからスピンアウトしたIQMは、これまでに合計8400万ドルを調達しています。

次なる大物を構築

「本日の発表は、進行中のシリーズA投資ラウンドの一部である」と、IQMのJan Goetz CEOは述べました。

「投資家らが、我々のビジョン、チーム、製品、および量子コンピューターを実現し商用化する能力に示してくれた信頼に非常に満足している。この投資は、量子技術の未来を構築していくという彼らの継続的な信念も示している」

同社は、研究所やスーパーコンピューティングセンター向けにオンプレミス型の量子コンピュータを提供しています。また、共同設計された、産業パートナー向けアプリケーションに特化したプロセッサの開発も行っています。量子コンピューティング分野はまだ初期段階であり、IQMはそのプラットフォーム向けのハードウェアとソフトウェアのフルスタックを開発しています。

「IQMの技術革新、ワールドクラスの科学チーム、そして量子コンピュータ構築の推進により、IQMは量子コンピュータ分野におけるヨーロッパでのリーダーになった」とTencentのヨーロッパ代表チーフを務めるLing Ge博士は述べています。「私たちは、量子コンピューティングの商用化と将来より多くのマイルストーンの達成に向けて彼らをサポートできることを楽しみにしている」

同社は、数ある量子コンピュータ構築企業(各社とも実質的に異なるアーキテクチャを採用)の1社であり、少なくとも特定のワークロードに関して、現在のコンピューティングアーキテクチャよりも実質的に強力であると理論的に証明できることを期待しています。

競合各社は、異なるベンチマークを使い、それぞれが自社の優位性の理由を証明しようとしています。GoogleIBMD-Wave、およびMicrosoftの各社は、いずれも何らかの優位性を主張しています。先月には、競合のIonQが10台の量子コンピュータを収容するデータセンターを開設しました。

「我々が現在展開しようとしている新システムは、他の量子コンピュータでは達成できなかったことを実行できる。さらに重要なことは、このシステムを今後もはるかに強力にする方法を知っていることだ」とIonQの共同創設者兼チーフ科学者のChris Monroe氏は当時このように語っていました。

Data Center Dynamics

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