中国、4G/5Gの拡張を加速、2030年までに6Gを目指す

工業情報化部（MIIT）によると、中国は2024年末までに、8万カ所以上、鉄道2万5000キロメートル、高速道路35万キロメートル、地下鉄150路線をカバーするモバイル通信ネットワークを大幅に強化する予定だということです。

その時までに、平均で下り200Mbps以上、上り40Mbps以上のアクセスレートを達成することが目標です。2025年の計画では、12万の主要拠点、3万キロの鉄道、50万キロの道路、200の地下鉄路線に5Gカバレッジを拡大し、下り通信速度220Mbps以上、上り通信速度45Mbps以上を実現する計画です。

これらの目標を達成するため、11の中央政府部門が、国民の需要に応え、デジタル変革を支援するため、全国的な電波カバー率を向上させる集中作戦を開始する計画となっています。

この構想は、重要な場所でのカバレッジを強化し、重要なサービスを最適化し、モニタリングを改善することを目的としています。中国はすでに都市部と農村部をカバーする600万以上の4G基地局を誇っており、5Gネットワークは328万基地局を有し、さらなる拡大が計画されています。

中国の6G推進チームのリーダーである  Wang Zhiqinによると、2030年までに6Gの商用化を目指しており、標準化は2025年頃になる見込みだということです。

W.Media （Hazel Moises記者）より抄訳・転載