AWSがMicrosoftのJEDI受注に「露骨な政治的干渉」を主張

裁判は引き続き継続中

米国防総省は、JEDIクラウドの提案内容の再評価を完了し、Microsoftが依然として政府に対する最高の価値を提供しているという結論に至ったと述べました。

しかし、法廷で引き続き異議を唱えているAmazonは、このアワードは「政治的な腐敗」によるものであり、そしてそれは「連邦調達システムの完全性と、可能な限り最高のテクノロジーにアクセスすべき我が国の軍人や公務員の能力を脅かす危険な先例を生み出す」と述べています。

今後10年間で100億ドルの価値があるとみられる本契約自体は昨年10月にMicrosoftに授与されましたが、現在行われている訴訟が解決されるまで保留されています。

大統領を喜ばせる

「国防総省はJEDIクラウドに対する提案の包括的な再評価を完了し、Microsoftの提案が引き続き政府にとって最高の価値を表すものであると判断した」とDoDは短い声明で述べています。

AWSの官業部門は著しく長い反論文書でこの結果を批判し、AmazonのJeff Bezos CEOを嫌っているとされるトランプ大統領を鎮めるために当局が契約をMicrosoftに差し向けたのではないかと主張しています。

また、次のようにも述べています。「是正措置を講じることで、DoDは抗議で概説している多くの重要な評価エラーに対処し、公平かつ平等な競争条件を確保する機会を得、そして最終的に訴訟の結論を早めることができたはずだ。しかし残念ながら、国防総省はその機会を拒否した」

同社は、「JEDI契約の授与により、連邦調達システムの完全性と、可能な限り最高の技術にアクセスすべき我が国の軍人および公務員の能力を脅かす危険な先例が生まれることを深く懸念している」

更に、「また、国防当局者が正しいことを行わず、大統領を喜ばせたいという願望に基づいて行動する傾向が高まっている中で、同様の懸念を提起している人もいる。これは、国防総省検査官との協力を拒否したことが示している。これは、大統領がAWSの受注を剥奪するためにJEDIの調達部門に干渉したという主張を調査しようとしたものである。ホワイトハウスは協力する代わりに「大統領の通信特権」を行使し、その結果、国防総省の高官は、ホワイトハウスと国防総省の間のJEDI関連のやり取りに関する質問に答えなかった。これには疑問を投げかけざるを得ない、彼らは何を隠す必要があるのか?」

「 政府の中で進んでいる、倫理的な行動の確保を委託された公務員である検査官の解任は、もう一つの憂慮すべき傾向だ。大統領は、JEDIレポートのリリース数日前に、DoD監察総監を降格させるなど、彼らの役割から政治的脅威を排除した。上級軍事指導部は報復に直面せずに健全な判断を下すことができないため、国防総省内でも同様の動きが起きている。法の下で正義と公正を求めて我が国に仕える人々でさえ、露骨なえこひいきにより大統領から追いやられてきた」

Amazonはまた、この声明を後押しする更なる情報があることも説明しています。「訴訟を通じて、より多くの情報が明らかになり、我々は我々の立場に自信が持てるようになった(この情報の一部は公開されていますが、他の部分はまだ公開されていません)」

Data Center Dynamics

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