
Nvidiaが世界初の時価総額4兆ドル超え企業に
AI革命の波に乗り収益を拡大中
GPUメーカーのNvidiaは、7月9日の午前に株価が上昇したことで、史上初めて時価総額4兆ドルを突破した企業となりました。
AI革命がデータセンター業界を席巻している中、Jensen Huang率いる同社はその波に乗り、驚異的な成長を遂げました。米国市場の取引開始時に株価が2%上昇し、時価総額が4兆ドルの大台を突破しました。
本稿執筆時点では、株価が若干下落し、時価総額は3兆9800億ドルとなっています。
Nvidiaの評価額は、2024年2月に初めて2兆ドルに突破し、その4か月後には3兆ドルに到達しました。
同社が製造するGPUは、AIモデルやアプリケーションの訓練と実行のために世界中のデータセンターに導入されています。マイクロソフトやAppleなどの顧客を抱ええています。現在では、これらの企業を抜いて世界で最も価値のある企業となりました。
Nvidiaの直近の四半期決算では、売上高は441億ドルを記録し、前四半期比10%増、前年同期比では73%増となりました。
このうち、データセンター関連の売上は391億ドルで、こちらも前四半期比10%増、2024年同期比73%増となっています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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