アリババ、再生可能エネルギーで二酸化炭素排出量を62万トン削減

アリババグループは、カーボンニュートラルの目標達成に向け、よりクリーンなエネルギー源を活用することで、12カ月間で619,944トンの二酸化炭素換算排出量を削減したと発表しました。

アリババの環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書によると、この削減量は米国の家庭12,915世帯が1年間に排出する二酸化炭素に匹敵するものです。アリババのデジタルプラットフォームには、13億人の消費者と数千万の加盟店(マーチャント)が存在します。

アリババグループは、カーボンニュートラルの目標達成に向け、よりクリーンなエネルギー源を活用することで、12カ月間で619,944トンの二酸化炭素換算排出量を削減したと発表しました。

アリババの環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書によると、この削減量は米国の家庭12,915世帯が1年間に排出する二酸化炭素に匹敵するものです。アリババのデジタルプラットフォームには、13億人の消費者と数千万の加盟店(マーチャント)が存在します。

エネルギー効率の高い技術の活用

アリババは、自然エネルギーの利用を増やすだけでなく、エネルギー効率の高い技術を活用し、環境に優しい物流を展開し、消費者に環境に優しい製品を購入するよう働きかけていると述べています。アリババグループの会長兼CEOであるダニエル・チャンは、報告書の中で次のように述べています。

「私たちは、これまで以上にポジティブな変化の原動力となる責任と能力を信じています。」

アリババの温室効果ガス(GHG)排出量は、3月31日までの12カ月間で二酸化炭素換算で1324万9000トン(MtCO2e)でした。2020年の排出量は951万MtCO2eでした。直接のGHG排出量は92万7000 MtCO2eで、2010年の51万 MtCO2eから増加し、購入した電気や熱による間接のGHG排出量は445万 MtCO2eで、2010年の371万 MtCO2eから増加したと報告されています。

この報告書は、アリババが2030年までにカーボンニュートラルを達成し、2035年までにデジタルエコシステム全体で炭素排出量を1.5ギガトン削減すると公約して以来、初めての進捗状況の更新となります。

チャン氏は報告書の中で、「グリーンで持続可能な新しいビジネス・エコシステムを構築し、商業的成果を超えた価値を生み出すために彼ら(マーチャント)とどのように協力するかは、我々全員にとって新しい探検である」と述べています。



W.Media ( Venkatesh Ganesh )より抄訳・転載



関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。