Google、クラウドのID管理会社Bitiumを買収
企業向けクラウドアプリケーションの使い勝手とアクセスの容易性を向上させるために
Googleはカリフォルニア州に拠点をおくBitium社を買収し、Googleクラウドプラットフォームに統合します。
創業5年のBituium社は、クラウド・ソフトウェアの管理と使用を簡素化することを目的として、企業ユーザー向けのシングル・サインオンおよびID管理ツールを提供しています。現在、サンタモニカとマレーシアのセランゴールに本社を置いていますが、Googleに買収された後もBitiumの社屋を維持するかどうかは不明です。
社内アプリ統合
声明の中で、Bitium側は既存ユーザーとの関係を維持しつつ、G SuiteユーザーのIT管理機能を向上させることを保証しました。
「私たちは、引き続き、ユーザーが頼りにしているGoogleの拡張性ある製品やサービスを提供します」と彼は語りました。
G Suiteの製品管理部長は次のように述べています。「クラウドの採用が増加するにつれて、組織内のクラウドアプリを管理し、適切なレベルのセキュリティとユーザーデータアクセスポリシーを確実に実行する方法が新たに検討されています。Bitiumは、 プロビジョニング と SSO 向けの幅広いアプリケーション統合ポートフォリオの作成支援をします。それは、企業におけるそのクラス最高のデバイス管理機能を補完するものになるでしょう」
G Suiteの製品管理部長は、Googleの既存のID管理パートナーには、今回の買収にもかかわらず、同社のビジネスコミットメントに安心してもらうように努めました。「Bitiumの機能を追加すると、われわれはIDパートナーが提供している今人気のエコシステムと密接に連携することができるので、ユーザーはニーズに合う最善のソリューションを選択することができるようになります」
Googleクラウドプラットフォームは2011年に創立されて以来、世界トップのクラウド事業者の1つに成長し、2017年の第1四半期の成長という観点でみると、Googleクラウドプラットフォームより大きなクラウド事業者も凌駕しました。
– Data Center Dynamics
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