Oracleがコロンビアでクラウドリージョンを開設

Claro社との提携 でボゴタリージョン立ち上げ

オラクル(Oracle)はコロンビアのボゴタに新しいクラウドリージョンを開設しました。

同社は今週、パートナーである通信会社 Claro社のデータセンターを利用し、コロンビアの首都ボゴタにオラクル・クラウド・リージョンを開設すると発表しました。

オラクルは、同国にパブリッククラウドのリージョンを設立した最初の大手クラウドプロバイダーであるということです。

オラクル コロンビアおよびエクアドルのマネージング ディレクター、German Borromei氏は次のように述べています。 「コロンビアにクラウドリージョンを設立することは、コロンビアの技術開発に対する当社の取り組みを反映しています。また、新しいリージョンにより、私たちはクラウドソリューションの導入を加速させ、革新的なテクノロジーへのアクセスを民主化し、組織の最新化をサポートし、競争の激しいビジネス環境で成功を収めるための組織の成長を促進することに貢献します。」

初めて両社がコロンビアのクラウドリージョンで提携する計画を発表したのは2022年7月のことでした。

Claro Colombia社長 Carlos Zenteno氏は以下のように述べています。「Oracle社と提携し、ボゴタに初のパブリック・クラウドリージョンを設立することは、コロンビアの技術進化における大きなマイルストーンとなります。新しいリージョンは、コロンビアの企業の90%を占める中小企業を含む、国内企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させるでしょう。Oracle社が当社の ICREA5の認定を受けたデータセンターを採用したことにより、コロンビアをはじめ、ペルー、エクアドル、パナマといった国々の企業が革新的なクラウドサービスを低遅延かつ高品質でご利用いただけます。」

メキシコのAmérica Móvilグループが所有するClaro社は、コロンビアのボゴタとメデジンで3つのデータセンターを運営しています。

この新しいリージョンは、 Oracle社 の47番目のパブリック・クラウドリージョンであり、100以上のOCIサービスを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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