Africa DCによるSamrandデータセンターの買収を当局が承認

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南アフリカのヨハネスブルグにあるSamrand データセンターを買収するAfrica Data Centresの動きは、国の競争法廷によって承認されました。

Mybroadband.co.zaの報告によると、Africa Data Centres(Africa DC)は、南アフリカの金融会社Standard Bankからデータセンターを買収したようです。しかし、公式文書によると、実際に行われた契約は、Africa DCと、Samrandデータセンター及びその土地自体を「所有」しているThe Rental Enterpriseとの合併であることが明らかになっています。

無条件買収

Africa DCは、3月6日にデータセンター買収の承認を求め競争法廷に申請し、4月7日にその計画を発表しました。その後法廷は無条件で合併を承認しました。

Africa Data CentresのCEO Stephane Dupraz氏は、次のように述べています。「この優れた施設とAfrica Data Centresの認証済みの優れた運用との比類のない組み合わせにより、最も要求の厳しい組織、特に金融サービス部門の組織にとって理想的な選択肢になるだろう。」

「我々はこの隠された宝石を市場に開放し、最先端のテクノロジー主導の組織がこの優れた施設から利益を得ることができるようにしていく。」

– shutterstock

Standard Bankは、既にAWSとMicrosoft Azureクラウドに移行しているため、この施設は不要であると語っています。

Africa DCは既にヨハネスブルグ地域で、3,000平方メートル(27,000平方フィート)、約7MW規模のサイトを運営していますが、近くに新しいサイトを建設中です。Liquid Telecom Groupの一員である同社は、ケープタウン(南アフリカ)、ナイロビ(ケニア)、ハラレ(ジンバブエ)そしてキガリ(ルワンダ)でも施設を運営しています。Africa DCはまた、エジプトにもデータセンター開設を予定しています。

Data Center Dynamics

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