インド鉄道、チェンナイに新データセンターを開設 ~ 1985年のデータセンターに代わる新施設
インド国有鉄道会社は、チェンナイに新しいデータセンターを開設しました。
このデータセンターでは、サザン鉄道、サウスウェスタン鉄道、サウスセントラル鉄道の旅客予約システム(PRS)、自由席発券システム(UTS)、モバイル発券システム、全国列車問い合わせシステムなど、一般向けのサービスやアプリケーションのほか、各鉄道会社の社内向けのサービスも提供されます。
これらのアプリケーションをホストしていた従来のデータセンターは1985年に建設されたもので、1日に90万枚のチケットを処理していたため、年月を経るにつれ容量の限界が近づいていました。
新しい施設はムーア・マーケット・コンプレックス鉄道駅の中にあり、同じ建物内の古いデータセンターに取って代わるものです。この施設にはサーバー用ラックが16台、通信機器用のラックが10台設置されており、さらに16台のラックによって今後20年間の将来的な開発に対応できるようになっています。
この施設は192万ドルの費用をかけて改装され、多くの部門のオフィスも改装されています。旧施設は8月28日に閉鎖され、新施設は9月1日に稼働しました。
インド鉄道は、ニューデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイにある4つのデータセンターで、旅客予約システム(PRS)/自由席発券システム(UTS)を管理しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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